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第2弾、鉄人28号ロボット TVアニメ版で発売 鉄人生誕50周年 [ロボット]

ヴィストン(大阪市此花区)が、鉄人28号ロボットの2号機となる
「TVアニメ版 鉄人28号ロボット」の受注を同社のホームページで始
めました。附属キット込みで35万1750円(税込み)。

 鉄人28号生誕50周年と2月26日の神戸空港開港を記念したもの
で、100体を限定生産します。全機種にシリアルナンバーを付け、前
作同様に28番の鉄人は版権を持つ光プロダクションに贈呈されるこ
とになっています。


「ガォー」と叫ぶTVアニメ版鉄人28号ロボット

 200体を販売した前作の鉄人28号は、昨年上映された実写版映画
「鉄人28号」をモデルに製作したものでしたが、今回は要望の多いT
Vアニメ版のデザインを採用したほか、機能も進化しています。


かつての雄姿は健在です

 デザイン面ではに「細部に至るまで原画にできるだけ忠実に再現し
た」といい、頭部は、前回以上に忠実に実物同様に仕上がっていま
す。もちろんLEDが搭載された目は赤く光ります。


目は赤く光る

 購入者が独自の動きを作ることもできるようにモーション編集用ソ
フトも同梱されています。 大きさは高さ380×幅185×奥行140mm、
重さは約2.5kg。

◆さらに、進化へのいろんな改良点があります。 そのひとつがアニ
メと同じように、鉄人が「ガオー!」と叫ぶところ。

 これがなければ鉄人じゃない。前回の購入者の多くから、こんな声
が寄せられたといい、音声機能を搭載して迫力ある雄たけびを聞か
せてくれます。

 もうひとつはロボットの歩き方。 多くの2足歩行ロボットは、ひざを
曲げて、腰を落とすような不自然な形で歩いています。それを膝を
伸ばして自然な鉄人らしい歩き方をさせるために、プログラムを変
更するなどして「SHIN-Waik」という技術を開発し、採用しました。


鉄人らしい歩き方を再現した

 これだけでも本物の鉄人にさらに一歩近づいたという感じで、鉄人
ファンにとっては堪らない逸品になることは間違いないでしょう。

◆去年の実写バージョンを購入した人にも配慮しています。同時に
発売された「バージョンアップキット」(9万9750円)を購入すると、パ
ーツを交換するだけでTVアニメ版へアップグレードできるからです。

 キットには外装、音声装置、プログラムのバージョンアップ版など
が入っているそうです。

◆発売記者会見は神戸市内で行われました。
 どうして神戸で?
 それには理由があるのです。
 鉄人28号の作者である横山光輝(1934年6月18日 - 2004年4月
15日)は神戸市須磨区大池町の出身なんです。


横山光輝とは中学時代
一級下だった下土井氏

 地元の千歳小学校(廃校)から大田中学校を経て神戸市立須磨高
等学校卒業しています。記者発表に出席していたプラスチック成型を
手がける明興産業(神戸市長田区)の下土井康晴社長は、中学時代
に一級下で、5年前に亡くなっている実兄が同級生だったという間柄
でした。

 しかも兄は横山が光プロダクションを設立後、経理担当社員として
一緒に働いたという親密な関係だったといいます。


ロボクリエーションの金井氏

 下土井さんは「神戸生まれの横山さんの鉄人は神戸で作るべき」
と、前作から鉄人ロボの企画を担当してきたロボクリエーション(大
阪狭山市)の金井進氏に働きかけて、今回、明興産業で外装部分
をはじめ鉄人の量産を担当することになったといいます。

 下土井さんは業界団体「神戸市機械金属工業会」に所属していま
す。ここの技術交流部会の中にロボット部会を設立されており、下
土井さんが会長を努めています。今は神戸大学と共同でレスキュー
ロボットの開発を進めていますが、「この鉄人ロボットを機会に2足
歩行ロボットの開発にも取り組みたい」(同氏)と話していました。


神戸市機械金属工業会の
大野和夫副会長

◆ちなみに横山は、神戸銀行(現三井住友銀行)員や映画会社宣伝
部員を経て、貸本マンガに携わりながら漫画家を目指したと言われて
います。漫画家としては1954年、少年誌で『音無しの剣』でデビューし、
1956年に『鉄人28号』を発表しています。

 横山のロボット漫画には鉄人28号以外に「ジャイアントロボ」(昭和
42年から少年サンデーに連載)、「てつのサムソン」(昭和37年から39
年にかけて学年誌で連載されたロボットSF漫画)などがあります。


ヴィストンの大和社長

◆発売元で筺体設計をしたヴィストンの大和信夫社長は「アニメ版鉄
人28号ロボットは組み立て式なまでロボットの構造や技術を学ぶこと
が出来ます。未来のロボット技術者を目指す子供たちの可能性を可
能性を引き出すことにもなるでしょう」と話すとともに、生誕50年を迎え
ている鉄人28号を偲んでほしいと呼びかけていました。

 TVアニメ版 鉄人28号ロボットの発売にはヴィストンのほか、製造面
で神戸市機械金属工業会、企画・総合プロデュースでロボクリエーシ
ョン
、歩行技術指導・製作監修をロボ・ガレージ(京都市)、ロボットコ
ントローラー「ProBo」の開発に三和電子機器(東大阪市)の各社が関
わっています。



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