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京都コンピュータ学院卒業研究発表会で変形ロボット「I-GZ」が優秀賞 [研究・開発]

京都コンピュータ学院の卒業研究発表会「KCG AWARDS 2009」が、3月1日、京都駅前校で開かれ、ノミネートされていた6作品の中から最優秀賞には情報科学科の平本恵さんが開発したグループウェア「PHOENIX」が選ばれ、コンピュータ工学科の大庭慎司さんと山本理貴さんによる変形ロボット「I-GZ」は優秀賞を獲得しました。

変形ロボット_2.jpg
優秀賞に選ばれた変形ロボット「I-GZ」

◆変形ロボット「I-GZ」は、子供のころから好きだったZガンダムを再現してみたい-といった大庭さんの思いを実現したものです。
 変形することで、2足歩行と車輪走行のどちらもが可能にしています。
 発表時には、2足歩行を見ることはできませんでしたが、段差や悪路も走破できるといいます。
 変形後の車輪走行時には、安定した走りを見せていました。



 変形とともに開発時に力を入れたというのが「膝の関節部分」です。これはプラモデルの2軸間接を参考にしたといいます。これによって、ふくらはぎと太ももが、ぴったりとくっ付くようにしたといいます。

 床の環境に応じて、2足と車輪の形状を選ぶことができ、2足から変形しするところは、このロボットの魅力のひとつでしょう。
 開発者の2人も「ヒューマノイド+変形は、男心をくすぐる仕様だと思います」と、話しています。

 ソフトウェアを担当した山本さんは「ロボットにしかできないことをさせた」と、話していました。

変形ロボット.jpg
研究発表をする大庭さん(左)と山本さん

◆審査に当たったのは、富士通関西システムズの岡村宣和経営執行役、パナソニックビジネスシステムズの大内利明取締役、富士通テンの八木潔開発本部統合ソリューション統括部長、アニメーション・プロデューサーの末川研さん、日本IBMの浅沼良治さん、三菱電機先端技術総合研究所の和田敏裕研究員の6人。

 I-GZについてコメントした三菱電機の和田さんは「変形が好きという一念からロボットを作り上げたことは評価に値する。こだわりを大切にしていただきたい」と、2人のロボット開発への取り組みを称えていました。

http://kcg.edu/awards/



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京大と自律型セル生産ロボットシステムの共同開発で提携本格化  三菱電機 [研究・開発]

◆三菱電機と京都大学が、2008年9月25日、自律型セル生産ロボットシステムの共同開発で05年から進めてきた提携を本格化させると発表しました。
 3年以内に部品点数が20-30点のDVDデッキのような電気製品の組み立てを可能にする計画です。
 ただシステムの事業化や生産ラインへの導入については未定だといいます。

セルロボ.jpg
自律型セル生産ロボットに動作を教えながら動かしている

 このところ生産ラインで主流になりつつあるセル生産のロボット化は、生産機種を切り替えるたびに「動作プログラム作成に時間がかかり、ロボットに動作を教えるのが面倒だった」といった大きな課題がありました。



 今回の提携強化によって、ロボットに動作を教える「動作教示」を従来の3分2程度に短縮することを目指しています。
 計画では2011年までに、たとえばDVDデッキなど、ロボットセル生産に適した部品点数20-30点程度の電気製品の組み立てを可能にしたい、といいます。

◆25日公開されたセル生産ロボットは、三つ指でチップを穴に差し込む作業を見せてくれました。
 確実に穴に挿入するには、人間の作業者があらかじめティーチングマシンという操作盤で設定する必要があります。
 その設定時間の短縮が、今回の研究・開発の最も大きなテーマです。

三菱・京大.jpg
久間和生三菱電機上席常務執行役開発本部長(左)と京都大学大学院工学研究科椹木哲夫教授(右)

◆ロボットには、センシング、センサ情報処理、行動計画(動作教示など)、運動制御、ハンドリングといった基礎技術が求められます。
 このうち三菱電機は3次元センシング、画像認識、力覚制御、多用途ハンドなどのノウハウを持っています。

 一方京都大学は、動作教示支援、エラーリカバリー(エラーからの自律復帰)、ハンド設計技術などのノウハウを持っています。

 それぞれのノウハウを補完しあうことで、システムの実用化開発を進め、生産ラインへの適用と事業化を推し進めることになっています。

セルイメージ.jpg
自律型セル生産ロボットシステムのイメージ

◆多品種少量生産のニーズに応じて生産現場では、1人の人間がひとつの製品を作るセル生産が主流になっています。
 ところがこれをロボットに置き換えることで、熟練工の退職や少子高齢化に伴う就業人口の減少に対応する動きが目立っています。

 自律型セル生産ロボットシステムは、そうした社会問題に対応し、効率的な生産システムを構築していくことが可能になる、と見られています。







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